
- わが家が関東にあるので、今まで東京に宿を取った事はなかった。今回は朝からの講演だったのでホテルを世話してもらった。品川近くの、ビジネスホテルよりはちょっとましなホテルであった。風呂に入って好い気持ちで出てきた。浴衣を探してあわてた。無いのである。徹底して探したが無いのである。フロントに電話しようとして念のためルームガイドを読む。バスローブ必要の方はフロントへとあった。ここしばらく海外へ行かないからすっかり忘れていたが、確かに、浴衣は日本だけだった。でもここは日本だガ。
- 旅行、ただし国内、は公私入れて結構ある方だ。大都会も多い。最近では名古屋、大阪、京都、福岡。このクラスのホテルはどこでも浴衣が付いていた。東京がもっとも欧米化しているとは頭で分かっていたが、現実に体で知ったのはこの風呂上がりの時である。しかし、ホテルに来るのは地方からである。朝飯の時見渡してみたが、外人などどこにもいなかった。東京はこんな事で地方に粋がっているのカナノシ。
- 違います。歌舞伎がやってくるのです。京の南座で見てからもう何十年にもなる。ご当地には昔の芝居小屋が結構残っていて、ちょっとした歌舞伎芝居ぐらいはまだ打てるのです。例えば小豆島に行くと、お宮の境内に農村歌舞伎小屋が残っている場所が、まだ3カ所からあるのです。実物なぞめったにこないから、出し物の好みもひいきの役者もなくて、ともかく切符を手にいれるのが先決の雰囲気である。泊り掛けだからどうしても一人4万は超す。我が身には大変な出費である。歌舞伎はそれでも来てくれるから良い。新派も喜劇も何とか劇団も何とか座も来た例が無い。
- もう新副都心計画地に原発を、なんて毒づかないから、この間襲名披露した、そらなんとかさん、おお水谷八重子さん、此の田舎にも来ておくれんかなモシ。箱は税金の使い道が無くて作ったエエのがたくさんあるダデ。
- 伊予弁とたじま弁を混ぜてみました。
('96/02/29)