
- 久しぶりに東京に出張した。「環境と化学」講演会では最新の情報を種々手に入れることが出来た。戻りは関東のわが家を出たのが11時過ぎで、それから乗り継ぎ乗り継ぎ四国の住まいに着いたのが夜の8時であった。東京駅から6時間の位置である。たった3日の滞在だったが、東京のモダンさ、華やかさ、便利さをたっぷり呼吸した。私の年でこうだから若者だったら大都会の誘惑はたまらぬものだろう。四国の駅に降り立ってシマッタと思った。こちらでは夜8時になれば店は大半が閉まるのである。東京とは違うのである。私は夕食をまだだった。
- 健全財政とか行革とか要はスリムな政府が時代の流れで、日本株式会社を持ち株会社ぐらいにして、できるだけ個々の発想で自由に活動させる方向はもう止まらないと思われる。財政投資は景気のテコ入れに必要であろうが、廃屋の目立つ地域の林道、魚が取れない漁港の寂しい魚市場など見ていると巨大なだけの中央政府など要らないとつくづく思う。しかし地方の政界はあいも変わらぬ中央財源依存型で、第二国土軸とか第四の瀬戸大橋とか効果などおかまいなしの大プロジェクトを競っている。
- 私にとっての地方振興は駅前にもう一軒のうどん屋があり、もう少し遅くまで営業することである。優良学生が一人多く地元に就職し、地元の頂点を行く生徒が一人多く本校を受験してくれることである。地域が繁栄するには人材確保がまず必要である。夜食を探すのにも苦労な環境では帰属意識の薄い若者層に第三志望第四志望に回されても文句が言えぬ。これで何回か発信したテーマ−うどん屋−に結びついた。桶屋と風の論法でしたが、いかが。
('97/01/31)